最近は、Windowsユーザーだけでなく、Linuxユーザーも多いので、Linuxから『玄箱』へのファイルコピーの方法を、簡単に書いておきます。
●Linuxから『玄箱』へのファイルコピーの方法
『玄箱』のIPは、前回設定した「192.168.0.50」とします。
1.クライアントのLinuxマシンにログインし、マウント用ディレクトリを作成する。
#mkdir /mnt/kuro (/mnt/kuroディレクトリを作成する例)
2.『玄箱』をsambaでマウントする。
#mount -t smbfs //192.168.0.50/share /mnt/kuro
もしくは、
#smbmount //192.168.0.50/share /mnt/kuro
※プロンプトが戻ってこないときは、『Ctrl-C(Ctrlキーを押しながらCキーを押す)』を実行。
3.マウントを確認する。
#df -k
------------------- このように出ていればOK ----------------------
#df -k
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
//192.168.0.50/share 238043136 32768 238010368 1% /mnt/kuro
---------------------------------------------------------------
4.ディレクトリやファイルをコピーする。
#cp -paf /etc /mnt/kuro/
#cp -paf /etc/named.conf /mnt/kuro/
※sambaコピーなので、『ユーザ;グループ』のコピーは行われない(nobody;nogroupでコピーされる)が、タイムスタンプをコピーしたいので、pオプションをつけている。
※ファイルに実行権がないと、「cp: failed to preserve ownership for `xxxx/xxxx': 許可されていない操作です」と表示されるが、問題なくコピーされる。
5.作業終了後は、アンマウントする。
#umount /mnt/kuro
ちなみに、FTPで『玄箱』に接続する時は、
ID:root パスワード:kuroadmin
でOK。
参考:玄箱(KURO-BOX/HG)のインストール
BUFFALOのLink Stationが見つからない(つながらない)
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